2016年9月29日木曜日

藍の生葉染めワークショップ ~5ヶ月生活を共にした藍さんともお別れ新しい作品との出会い~

4月20日に種まきした藍さん。

あれから約5ヶ月、
5人で意見を交換しながら大切に育てた藍さん
ありがとう。という気持ちで
生葉を摘ませてもらい
いよいよ藍染めをいたします。






昨年、初めて藍を育てたのですが、
今年は昨年の約10倍の藍を育てました。
お陰で、生葉特有の透き通ったスカイブルーをたくさん染められます♪

この時をどんなに待ち望んだか!!





参加いただいたBさま持参のザルと丁寧に摘まれた生葉。

これを絞って

藍汁に・・・


はじめは緑色をした液体です。

みんなでモミモミ
ひたすらモミモミ・・・・・



取り出したら・・




こんなに綺麗な色に染まりました♡

 藍は、防虫、防臭、抗菌等様々な効果があります。

今回、ワークショップは第3回目だったのですが、
2回目では、効果や歴史などを学んで藍について学びました。

そして今回、実際に自分たちの手で育てあげた藍を染めました♡♡♡


色々な想いの詰まった作品たち。

育てた藍とはお別れしましたが、その変わりに、愛情込めてインディゴに染まった作品たちの新たな出会いがありました。

染色の間、どんな色になるかはお楽しみ・・
液体から取り出し、更に空気にさらして酸化させると更に青々としていきます。

お別れと共に今度はこの作品との新しい生活が始まりました・・・♡


2016年4月21日木曜日

藍ワークショップvol.1 無事に終えました😌

モロッコ旅日記もvol.2に辿り着く前に、
昨日、藍のワークショップvol.1を無事に?終えましたのでごほうこくー

朝から天気が良く
気持よく参加くださるみなさんを迎える事ができました😊

今回企画した、藍のワークショップは
日本の身近な存在である、藍を、「種から育てて染めよう」という全5回のロングワークショップです。

第1回目は、藍について知ろう、east mountain love式簡単藍の育て方、そして実際に種撒きを行いました。

藍は、日本においてとても深い文化があり、
わたしも今回のワークショップ開催の為の資料づくりをする上で
初めて知る事が多く、私にとっても有意義なワークショップとなりました。

詳しくは、「藍の歴史」などで検索いただくと、たくさんページがでてきますよ☆

まずは、なぜ藍色を「ジャパンブルー」と呼ぶのか
そんな簡単なところから学んでいきました。



みなさん顔見知りの友人ですが、真剣に聞いて下さり
緊張しましたー 笑

今回、インド帰りの友人にも手伝ってもらい、
会津自然派宣言さんの、まずは「かきねごし茶」を用意してもらいました。
そうすると、緊張を解きほぐれていくのを感じました。
お茶のチカラもすごい!
あ、このふわっとした写真も撮影してもらいましたよ☆
ありがとうー!!!


そして、せっかく、草木染めに興味を持っていただいている方に集まってもらっているので、
ここで
草木染めのモノを身につけた際の効果なんかをシェアしたい、と思い、聞いてみると
意外とみなさん、お持ちでなかったようで!
ワークショップを成功させて、この気持良さをぜひ知っていただきたい!と燃えるのでした 笑



こんな色が出るんだよ〜と、これまで染めた布たちを広げたりして…


いよいよ種撒き☆

去年、わたしが経験して、簡単に育てられたので
同じ方法で種撒きしてもらいました。

セルトレイに、培養土を詰めて、



種を撒きます。

みんな、超簡単なのに、真剣な顔!
藍に対する愛を感じて、こちらもドキドキ。



きっとそれぞれ、色んな想いで種を撒いてるのだろうな〜(^^)なんて思いながら♪


次回のワークショップは、自分達のお気に入りのプランターを持って来て植え替え!

みんな個性的だから、どんなプランターを持って来るのかも楽しみだったりします♪

植え替えまでは、みんなで色んな不安ごととかをシェアして、
解消していこうという感じですすめます。

みなさんどんどんシェアしてくださいねー😳

そして、最後に、ちゃっかり
おすすめの「マーマーマガジン」や自然派コスメなどをご紹介させていただき、
特集「パーマカルチャーAtoZ」の最新号と、わたしも去年すっかりお世話になった「わたしノート」2冊ずつご購入いただきました☆

みんなでパーマカルチャーを学んで、少しずつ、循環型の地球目線の生活を目指していければいいなぁと妄想中…☆☆☆


あ、そうそう。
はりきりすぎて、買い過ぎた、「たねの森」さんの、無農薬•無化学肥料の種13種を、欲しい方にシェアしました♪



藍と共に、同じ物を育てて、収穫して、色々な感想が聞けるんじゃないかとワクワク!

藍の大敵、アブラムシくんのコンパニオンプランツ、コリアンダーについてもお話させていただき。

今年は、アブラムシくん、発生しないといいなー
去年、取り除くのほんと大変でしたから💦


そして、今回みなさまからお預かりしたお金の一部を、今日、熊本に住んでいる友人にお渡ししました。
気持ち程度ですが、みんなの愛(藍)が届くといいな、と思います。
この度は、九州震災により、被害にあわれた方のご冥福とお見舞いを申し上げると共に、1日も早く九州のみなさんが安心して暮らせる日がくることをお祈りいたします。

2016年3月15日火曜日

念願の夢が叶ってモロッコへ行ってきました VOL.1

まだ私が十代だった頃だったと思います。
「グッバイモロッコ」という映画を観てから、いつかモロッコへ行ってみたい
という気持ちがずっとありました。



あれから10年以上が経ち、
念願のモロッコへ2月1日から3週間、一人旅してまいりました。

きっかけとなった「グッバイモロッコ」の舞台はマラケシュでしたが、
渡航迄の10年の間に、大好きなカラー「青い町 シャウエン」のことを知り
いつか、シャウエンで暮らすように旅をしよう、と思うようになり
ついに夢が現実となりました。

シャウエン=正式名称:Chefchaouen

シャウエンがなぜ青いのか、は
青は蚊が寄ってこない色だと信じられており、今も年に一度、市民総出で街が青に塗られます。

モロッコには「旧市街」=「メディナ」というエリアがあります。
反対語は「新市街」で、文字通り、旧市街は、古くからある街で
モロッコの古くからある町並みや文化が守られた地区です。

ほとんどのメディナは、大きな外壁に囲まれていて
その文化は大切に守られ、今も息づいています。

シェウンでは、多くの職人が、それぞれの地域の伝統を受け継ぐデザインを継承し、毎日のんびりと?製作に励んでおりました。


残念ながら、日本の真裏の国のモロッコの情報はネット上には情報乏しく、
モロカンの話す情報を信じることしかできませんが
モロッコ文化はとても興味深くその生活観念に感銘を受けました。

まずは、モロッコはとてもシンプルであるという印象を受けました。

例えば、一番身近な「食生活」ですが
売られているほとんどの野菜や魚、肉が、地元生産のものであり
種類が限られている事。







料理も、シャウエンでは、タジン鍋、クスクス、サラダしかほとんど目にかけることがなく、それに使われる

タマネギ、人参、トマト、じゃがいも、チリ、ピーマン、キャベツ、少しのお米、にんにく、アボカド、きゅうり、ズッキーニ、サラダ菜、パクチー、パセリ。。

この野菜以外はほとんど目にかけることがなく、変わり種といわれる野菜=外来種の野菜はほとんどありません。
たまねぎは、白タマネギは一度も見る事はなく、全て紫タマネギで
ほとんどの野菜が、薄味です。

これは砂漠のあるモロッコならではの味なのでしょうね。

しかも、野菜が売られているエリア、肉が売られているエリア、魚が売られているエリアなどが決まっていて、
肉を買いに肉エリアに行こう!と行った具合です。

肉屋さんの隣は肉屋さんですし、
野菜屋さんの隣は野菜屋さんです。


競争が激しい先進国では考えられないことですよね。
そして、モロッコでは「新鮮」にこだわり、
朝作ったサラダは夜にはもう食べない程の徹底さ、
わたしがホテルで一生懸命に朝刻んだサラダは、夜、誰も手をつけてくれませんでしたし、他の場面では、「そんなの食べてはいけない!」と忠告される程でした。

モロッコは野菜が本当に安くて、
農業と言うか、それは、生活に必要な最低限のお金の為に売られており、
トマト=10yen、じゃがいも=10yen…程で買える為、
モロッコでは月収3万程の収入でお金に困る事無く暮らせるそうです。


↑これ全部で150yenくらい↑

更に、モロッコは手工業製品が多いのですが、
そのほぼ100%が、現地の古くからあるデザインを使用したものであること。
例えば、地域毎に、使う素材、デザイン、製造過程がトラディショナルであること。

素材や丈夫さを重要視する為、
大切に使って長く愛用できるのが特徴です。
加えて、それらをきちんと愛用する文化があります。

例えば、モロッコでは自然素材にこだわり、
特に、ウールやレザー、木製品、陶器などがよく見られます。

先に書いたように、デザインはトラディショナルなもので
先鋭的なオリジナルデザインはほとんど見られない為、
おそらく、自分の故郷の文化への誇りや、愛着などがあるのでしょう。



どのエリアでも、自分の故郷への愛を訴える言葉が聞こえてきましたし
交流の中で、それを感じる事ができました。

これまで、インドやネパールも旅してきましたが、
それ以上にモロッコ文化に惹かれる理由は
ヨーロッパ文化の介入があるからだと思います。

古くは、スペインやポルトガル、フランスに支配された歴史があり、
ヨーロッパとアフリカの玄関口として長く栄えた国であり、更に、そこへイスラム文化が交じり、
オリジナルのモロッコ文化と長い年月をかけてうまく融合していると感じました。

これがモロッコの最大の特徴かと思います。

私が肌で感じたのは、スペインとインドを足して2で割ったような文化です。

基本的に、陽気で、そしてスピリチュアル。

ちなみに、インドに似てるね、と言ったら否定されましたがw

3週間の旅だった為、伝えたい事がたくさんありますが、
今回は、モロッコはいかにシンプルで魅惑な国だったかを一番にお伝えしたかったので
モロッコ旅行記 VOL.1はこれにて、

次回VOL.2をお楽しみに☆


2016年1月23日土曜日

EML 16420 WS -藍- 〜16年04月20日(wed)藍を育てて染めようwork shop VOL.01〜

EML 16420 WS -藍- 



〜16年04月20日(wed)藍を育てて染めようwork shop VOL.01〜

のお知らせ



きたる暖冬を越冬した
さて
会津の例年でいう、桜の開花時期です。


ここは敢えて
藍の種まきをみんなでやりたいと考えています。


昨年、自分以外のことに心配りできないわたしが
初めて、種から藍を育て、生葉染めできたことにより
きっと、かなりハードルの低い長期ワークショップだろうということで
企画いたしました 笑


ふるってご参加ください!!!

ワークショップは、全5回です。
(※全て参加でなくてもok!参加できない方には資料のみお渡しいたします)


1, 種をまこう
2, 藍について知ろう
3, 素材のこと
4,植物と向き合う暮らし
5,染めよう、使おう

です。


【参加費】プレワークショップの為お試し価格となります。

¥3,000- 全5回分(オール込)

未熟さ故、定員5名さまとさせていただきます。




第1回目は 4月20日(wed) 14;00〜です。

基本的に第2回目以降も平日の開催となります故、
ご了承の上、ご参加いただけますと幸いです。。。


どうぞ
east montain loveを
よろしくお願いいたします
☆☆
☆☆☆



place; 7-28 Hanaharu,Aizu-wakamatsu,Fukushima / post ; 965-0804
4;00~ 20,April,2016

【EML 160420 WS】

info
後日open予定


2016年1月10日日曜日

新春



新年あけましておめでとうございます。
今年も east mountain love をよろしくお願いいたします。


今年の初詣は、金山町の御前沼神社へ行って参りました。



と、いうところです。
初めて知りました。

なんとも言えない空気感でした。



なんと、
タンポポが咲いていました。

町の人に聞くと、
今年は雪がないから行けるわね、

だそうです。


今年はなんだかスタートの切り出しがよいような感じがします。

第1回目の「季節を感じる草木染めワークショップ」


5月上旬に開催予定です。
それまで、こんなのがやりた〜〜〜い!
を募集しておりますのでその辺で会った際にお声がけくださいまし。

いちお、いまのところの第1候補は
*八重桜染め*
です。


さて、
今月は、憧れのワークショップに行く予定があります。
楽しみです。

写真いっぱい撮りたいな♡