2015年3月12日木曜日

4年経って思うこと。

あれから4年が経ちました。

私が草木染めを始めようと思ったのは
震災による福島原発事故がきっかけです。

大好きな美しい自然が、人の過剰な欲望によって、汚されてしまいました。
事故後、いつもと変わらず、次々と芽吹き始める自然を前に、涙を流したことは忘れられません。

会津の山の頂上で、いわきの海の前で、
ああ、地球はいつもと変わらず、春を迎えている。。。
悲しくて、悔しくて仕方がありませんでした。



福島に本当の意味での“復興”は、わたしが生きている間は当てはまらないと思います。

3.11を経験したわたしたちは、自然と共に生きて行くことを考えなくてはならないと思います。
今日、驚く程の大雪にみまわれたのも
地球からのメッセージと受け取っています。

みんなが地球に感謝するように生きたら
色々変わるんじゃないかな。

そう思って、草木染めを始めました。

自然と共存することを、当たり前の生活に取り入れたいと、生活を見直しました。
見直してみると、
いらないものが沢山見えてきました。

まず、私が、一番いらないと思うものは、

◎食品における物流コスト

海外の広大な敷地で大量生産された食品は、スーパーで国産の食品よりも安く売られていますね。

同じ環境で育った食べ物を食べる方がカラダにいいし、
地元の農家さんから直接いただくほうが、農家さんも買い手も、喜びが大きいと思うんです。
心を込めて作られた農産物は、栄養価も高く、エネルギーの持続も長く、少量で、健康に過ごすことができるんです。

一度でよいので、安い食品が「なんで安いんだろう?」ってよ〜く考えてみてください!

よく耳にすることですが、「食」は、「人を良くする」と書きます。

海外からの安価な大量輸入による、ヒトへの悪影響や、日本の農産業の衰退は、一番避けたいと思うことです。


3.11により多くのことを学びました。
ここに書こうと思ったらキリがないほどです。


わたしたちは、失われた多くの方々の為にも、
この経験を無駄にせず、同じ過ちを繰り返さないよう、意識を変えていかなければならないと思います。




3.11により、犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。
- 地球に愛を込めて -

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